香り松茸、味しめじ
こういう言葉を思いついた人がめちゃくちゃ羨ましい。
言いやすいから覚えやすい。覚えやすいから忘れない。忘れないといつか役に立つ。
言葉の締まりもいい感じだから、なんとか自分もこういうバシッ!とハマる『俗言?』『故事?』と言ったらいいのか分からないけど、そういうのを思いついた人の仲間入りをしたい。
秋茄子は嫁に食わすな
これも良い。季節が入ることで言葉に情緒を感じさせてくれる。秋になると自然とナスを食べたくなるのは、この言葉があるおかげかもしれない。
嫌よ嫌よも好きのうち
これは明らかに同じ分類の言葉ではないけど
これもなんかいい。時代を感じさせる。
嫌だって言ってんのをなんだかんだ喜んでるんだろって解釈する強引さに味があるように思う。今なら嫌だって言ってる女の人に、そんな事言って本当は嬉しいんだろ?みたいな事したりしたら、即刻セクハラで訴えられても自業自得としか思えない。
焼き肉焼いても家焼くな
これはCMのキャッチコピーみたいな文句だったけど、覚えやすくて言いやすいし火事に対する注意喚起でもあるから良い言葉だと思う。
意味のあるダジャレも良い。
乗るなら飲むな 飲むなら乗るな
今でこそようやく飲酒に対する罰則は厳しくなってるけど、ちょっと前まではトラックの運ちゃんとか飲んでるの普通だったりしてたんだから、酒飲んでる人が運転してる車が当たり前にいるなんて怖すぎる。
これ以上ないくらい的確で明確な物言い。
本当に乗るなら飲んだらダメ。飲んだら乗っちゃダメですよ。
良いものは良い
と言うと僕は『1番が1番』と続けたくなる。
良いものは良い1番が1番
逆を言えば悪いものは悪い、いつでもどこでもハッキリそう言える人でいたい。
俺はこうだ、私はこうだ、と。
言葉を濁さず白黒ハッキリ言えるようにありたいと言う意味で『良いものは良い1番が1番』と言いたい。
こう言う事考え出すと昔やってた大正製薬の『食べる前に飲む!』を思い出して、あのCMは良かったな〜って話で飲みの席が盛り上がる。
新しい言葉は思いつかないんだけど。
出来たら『完全な精神は完全な肉体に宿る』的な意味の言葉を別の形で発明したい。