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キャンプホリックの一人話談

街を走り、山を登り、キャンプして遊ぶ、の巻

年納めラン

今年ももう年納めラン。

いつも走っていても今日はなんか体が重いなって調子悪く感じる日もあるし、なんとなく気持ちが乗らないけど走ってる日もあるし、走る前におしっこ行っときゃよかったって思いながら我慢して走ってる日もあったり、1年走ってれば日々いろんな事があるけど、なんだかんだあっという間に年納めラン。

年末になると毎年29日から31日まで3日間かけて1年を感じながら走る。

いつもと同じなんだけど、今年もこれで終わりかーって思いながら走ると、普段よりも景色が綺麗に見えたり、吸い込む空気が気持ち良かったり、いつもはなんにも考えないでボーッと走ってることが多いけど、この時ばかりはあんな事こんな事あったでしょと思いを馳せながら走りに没頭でかる。

3日で3回のランが年納めラン1回分になるので、3回をどう振り分けるか、時間とコースを頭の中でシュミレートするのも楽しい。初日はあそこからあそこまで走って2日目はあっちの方はあそこら辺まで行こうとか。

それで3日で20〜30キロ走って、元旦からの予定もあることだし、あんまり無理はせず自分んちに戻ってくるまで明るく気楽に走りきれるくらいでゴールする。

そして夜はゆっくりと風呂に入って、心と体の中から落とせるものは全て落とす気持ちで心身を清浄化する。

ここまで込みで年納めランだ。

気持ちだけでなく体の中、筋肉の中、血管の中まで透き通るような実感を得られるように最後のランを走って自分を癒す。

それが年納めラン。

年越し蕎麦を食べなくても年納めランはするし、初詣に行かない年があっても年納めランをしない年はない。

走りにはじまって走りに終わる年でい続けたい。そういう思いで積み重ねてきた習慣と自分の生き方。

思い返せばそれほどいい年ではなかった、という印象の1年だったとしても、いつもランニングを続けて年納めランもしっかり走り切れたら、それだけで色んな負が帳消しに出来るんじゃないかって思えるくらいに清々しくて、自分にとってはとても大切なこと。

みんなの心もランニングが綺麗に洗い流して、健やかで爽やかな日々を各々が送れる社会になったら、つまらない事でイライラしたり、関係ない人を傷つけてしまう事をしてしまったり、自分で自分を傷つけ後悔するような事になったりしない健康で健全な日常が当たり前になってくれるような。そんな気がする。

 

さて、今日もひとっ走りしてこよう。