ガソリンスタンドにて
ケチ臭い男だと言われたくないが、ガソリンを入れる時に何年も前から疑問に思っている事がある。
この話を誰に言っても『違うんじゃねえ?』と言われてしまうんだけど、ハッキリとした答えをもらえた事はないから疑問は解消されないままでいる。
ガソリンの給油ホースと言えばいいんだろうか、あの黒いホースからガソリンが出てくるわけだけど、レバーを引いた瞬間から給油メーターと金額表示がパタパタパタと動き出す。どこのガソリンスタンドでもそうだ。
でも、レバーを引いた瞬間にホースの中にガソリンが入っているんだろうか?
ホースの出口のトコでガソリンが待機状態になってるならレバーを引いた瞬間から給油がスタートするのは分かるんだけど、常にホースの中がガソリンで満たされてるなんて危ないんじゃないだろうか。
最初はホースの中はカラで、レバーを引いたらタンクから吸い上げられてホースの中まで来るんだと勝手に思い込んでいた。
だから、そうなんだとしたらレバーを引いた瞬間からメーターが動き出すのはおかしい。
その時点ではガソリンはまだコッチまで来てないわけだから。
いや、ホントに別にいいんだけど。実際ホースの中は最初はカラで俺が思ってた通りなんだとしても、ホースの中身分くらいの誤差は気にせず払う。その程度でガタガタ文句は言わない。
ただ仕組みが気になるだけなんだ。
いつもホースの中まで、と言うかレバーの先端までガソリンに満たされているなら、車の給油口に差し込む銀色のノズルの先っぽの所でガソリンをピタッと止めておく技術はどうなっているんだろうか。
この話を友達とかにすると、みんな違うだろと言う。違うって言うのはガソリンの給油メーターに誤差はないって事だから、みんな普通にノズルの先端までいつもガソリンが来てると思ってるんだ。
それは不思議じゃないだろうか?
ガソリンは気化するから空気に触れっぱなしで大丈夫なわけない。あのノズルの先っぽにフタがされているのか?それでレバーを引いたらフタがパカって感じで開くのか?
まあ、ホントに別にいいんだけど。